
環境経営とコスト削減を両立
RPFで実現する持続可能な社会
2025/08/27
目次
はじめに
企業活動において排出される産業廃棄物の処理は、常に大きな課題です。環境規制の強化に加え、廃棄物処理コストの増加は、多くの企業にとって頭の痛い問題ではないでしょうか。しかし、この課題を「環境経営」と「コスト削減」を同時に実現するチャンスに変える方法があります。それが、産業廃棄物を有効活用する「RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)」です。
このコラムでは、RPFとは何か、どのような廃棄物が対象となるのか、そしてRPFを導入することで貴社にどのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。
RPF(固形燃料)とは?
RPFは「RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)」の略で、主に産業廃棄物のうち、紙くずや廃プラスチック類を原料として製造される高品位の固形燃料です。これまで焼却や埋め立て処分されていた廃棄物を、再利用可能なエネルギー源へと転換する画期的な技術です。
RPFの主な特徴
- 高い熱量: 石炭やコークスにも匹敵する高い熱量を持っています。これは、従来の化石燃料を代替することで、燃料コストの削減に直結します。
- 安定した品質: 原料を均一に混合・成形するため、品質が安定しており、ボイラーなどの燃焼設備での利用に適しています。
- 環境負荷の低減: 化石燃料の使用量を減らし、CO2排出量の削減に貢献します。カーボンニュートラルの実現に向けた企業の取り組みを強力に後押しします。
- 廃棄物の減量化: 最終処分量を大幅に削減し、埋め立て地の延命にも繋がります。これにより、埋め立てによる環境負荷の軽減にも貢献します。
どんな廃棄物がRPFになるの?
RPFの原料となるのは、主に以下の産業廃棄物です。これらは通常、多額の処理費用がかかるものが多く含まれています。
- 廃プラスチック類:ビニール、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)など、比較的軟質なものが中心です。これまでリサイクルが困難とされていた複合プラスチックも、RPFの原料として有効活用できる場合があります。
- 紙くず: 段ボール、古紙、機密書類、印刷くずなど、多様な種類の紙くずが対象となります。
- 木くず: 木材チップ、おがくず、建設発生木材など、乾燥した木くずが利用されます。
- 繊維くず: 畳が対象です。
これらの廃棄物を適切に分別することで、質の高いRPFを効率的に製造できます。特に、汚れていたり、複合素材であったりするためにマテリアルリサイクルが難しいとされる廃棄物もRPF化できる場合があり、廃棄物処理の選択肢を大きく広げる可能性があります。
RPF導入の3つのメリット
貴社がRPFを導入することで得られる具体的なメリットは、以下の3点です。
- 廃棄物処理コストの削減 これまで費用をかけて焼却や埋め立て処分していた廃棄物をRPFとして再資源化することで、処理費用を大幅に削減できる可能性があります。特に、排出量が安定しており、かつ量が多い企業様ほど、その経済的な効果は顕著になります。廃棄物の排出状況に応じた最適なプランを提案することで、無駄のないコスト削減を実現します。
- 環境負荷の低減と企業のCSR向上 RPFは石炭などの化石燃料の代替として使用されるため、CO2排出量の削減に直接貢献します。これは、企業の環境に対する社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を果たす上で非常に重要です。環境に配慮した企業活動は、企業のブランドイメージを向上させ、取引先や消費者からの信頼獲得にも繋がります。SDGsへの貢献としてもアピールでき、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性も秘めています。
- 廃棄物処理の安定化と管理効率化 RPF化は、廃棄物の種類や量に応じた安定的な処理ルートを確保することに繋がります。廃棄物の分別ルールが明確になることで、現場での管理が効率化され、不法投棄のリスクも低減できます。また、廃棄物の行き先が明確になることで、法規制遵守の面でも安心感が増します。
「株式会社あおぞら」がお手伝いできること
弊社では、お客様から排出される廃プラスチック類、繊維くず、木くず、紙くずなどを高品位なRPFへとリサイクルしています。長年の経験と確かな技術力で培われたノウハウにより、お客様の廃棄物を安定的にRPF化し、環境負荷低減とコスト削減に貢献します。
RPF化について、ご不明な点や具体的なご相談がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。貴社の廃棄物処理の現状を丁寧にヒアリングし、最適なソリューションをご提案いたします。
おわりに
RPFの導入は、単なる廃棄物処理の変更ではなく、企業の環境経営を加速させ、経済的なメリットも生み出す戦略的な選択です。持続可能な社会の実現に向けて、貴社の廃棄物を価値ある資源へと転換する一歩を、私たち「株式会社あおぞら」と共に踏み出しませんか?