循環型社会の実現-リサイクル促進のための実践的アプローチ

循環型社会の実現
リサイクル促進のための実践的アプローチ

目次

はじめに

産業廃棄物の適正処理は、環境保護の観点から非常に重要です。各業界で排出される廃棄物の種類は異なりますが、リサイクルや適正な処理を通じて、環境負荷を効果的に減らすことができます。このコラムでは、建築・解体業、製造業、物流業、サービス業、そして産業廃棄物中間処理場に分けて、それぞれがどのようにリサイクルを進められるか、そのポイントを紹介します。

建築・解体業

建設や解体現場では、廃プラスチック類、金属くず、紙くず、木くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶器くず、がれき類、繊維くずなど、多種多様な廃棄物が発生します。これらを適切に分別してリサイクルすることが重要です。

リサイクルの促進方法
解体前に事前調査を行い、再利用可能な資材を把握して分別します。
コンクリートは破砕して再生砕石に、鉄筋はスクラップとして再資源化します。
リサイクル業者や中間処理場と連携し、現場で発生した廃棄物の再資源化ルートを構築します。

製造業

製造業でも、廃プラスチック類、金属くず、紙くず、木くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶器くず、がれき類、繊維くずなど多種多様な廃棄物が発生するほか、化学物質を含む廃棄物も多く排出されます。特に化学物質や金属加工に伴う廃棄物は、適切に処理しなければ環境に悪影響を及ぼす可能性があります。また、炭素を発生する廃棄物については、その発生量を減らす処理方法の検討をおすすめします。

リサイクルの促進方法
製造過程で発生する廃棄物を分別し、専門性や特定の廃棄物に特化したリサイクル業者や中間処理場に排出します。
排出する廃棄物の種類や量を明確にし、最適なリサイクルルートを選定します。
可能な範囲で製造過程の副産物を再利用する仕組みを取り入れます。

物流業

物流業界では、包装材や運送に伴う廃棄物が多く発生します。適切な処理とリサイクルによって、環境への負担を軽減し、企業のコスト管理を効率化できます。

リサイクルの促進方法
使用済みの段ボール、ストレッチフィルム、梱包プラスチックなどを種類ごとに分別します。
リターナブル容器の導入や、再生可能な資材の積極的な使用を検討します。
廃棄物の一時保管場所を整備し、スムーズなリサイクル回収が行える体制を整えます。

サービス業

オフィス環境でも、紙、プラスチック、金属などの廃棄物が発生します。適切にリサイクルを進めることは、企業の社会的責任を果たす上で非常に重要です。

リサイクルの促進方法
紙、プラスチック、缶、瓶などの分別回収ボックスを設置します。
社員やスタッフへの教育・啓発活動を通じて、リサイクル意識の定着を図ります。
地域の回収業者や中間処理場、リサイクル業者と連携し、定期的な回収を実施します。

産業廃棄物中間処理場

産業廃棄物中間処理場は、廃棄物を適正に処理し、リサイクルする重要な役割を担っています。各処理場が得意とする廃棄物の二次処理を委託し、リサイクルを進めることも有効です。処理場の効率化と最新技術の活用は、環境保護に大きく貢献します。

リサイクルの促進方法
廃棄物の種類ごとに適切な**前処理(破砕、選別、圧縮など)**を実施し、リサイクル工程へとつなげます。
他の処理施設や最終処分場と協力し、処理後の資源の流通ルートを確保します。
処理技術を持つ中間処理場は、処理能力の向上と資源回収率の強化を目指します。

あおぞらとしての提案

弊社では、ビニールなどの軟質プラスチック、繊維くず、木くず、紙くずを化石燃料の代替となる「RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)」へのリサイクルが可能です。廃棄物を適正に分別し、当社でのリサイクルにご協力ください。
RPF(固形燃料)についてhttps://www.aozora-rpf.com/thermal-recycle/

また、汚れが少ない軟質プラスチックは、ケミカルリサイクルへの使用も検討できます。今後スタートする茨城県と三菱ケミカル社(鹿嶋市)との戦略的パートナーシップによるケミカルリサイクルへご参画いただき、リサイクル企業としての価値向上をおすすめいたします。
ケミカルリサイクルについてhttps://www.aozora-rpf.com/chemical-recycle/

RPFやフラフとしての利用も可能となりますので、各営業担当にご相談ください。
フラフ処理についてhttps://www.aozora-rpf.com/thermal-recycle/

おわりに

産業廃棄物の適正処理は、環境保護だけでなく、企業の効率的な運営にも直結します。各業界における廃棄物の特性を理解し、リサイクルを進めることで、企業は持続可能な社会の実現に貢献しつつ、経済的な利益を享受することができます。今後も適正処理とリサイクルを推進し、業界全体の発展に寄与していきましょう。